バルサで苦しむ2人のブラジル人アタッカー ”Bチーム”爆発はいつだ

バルセロナのマウコム photo/Getty Images

ローテーションが機能せず

バルセロナではリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ウスマン・デンベレの3トップが形になっており、このトリオはMSDとも呼ばれるなど完成度を高め続けている。その一方で、彼らのバックアッパーとなる選手たちが結果を出せていない。

23日にはスペイン国王杯準々決勝1stレグでセビージャに0-2で敗れたが、指揮官エルネスト・バルベルデはこのゲームで主力の一部を休ませていた。前線でまずチャンスが与えられたのは昨夏加入したFWマウコムだったが、相変わらず結果を出せず。63分にはそのマウコムに代わってフィリペ・コウチーニョが投入されたが、こちらもチームに得点をもたらすことはできなかった。

スペイン『MARCA』は「ブラジル人2人はベストフォームから程遠い。また新たなチャンスを逃してしまった」と伝えており、超がつく高額な移籍金で加入した2人は未だに本領を発揮できていない。マウコムは4100万ユーロ、コウチーニョには基本移籍金1億2000万ユーロがかかっており、本来であれば主力になってほしい選手だ。
バルベルデは今後も2人にチャンスを与えていくはずだが、そのチャンスをいつ活かせるのか。マウコム、コウチーニョをBチームの一員として起用できるのは非常に豪華だが、今のバルセロナはBチームが結果を出せていない。これでローテーションを機能させていくのは難しく、2人のブラジル人アタッカーの挽回に期待がかかる。

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