元リヴァプールの快速ウイング帰ってきた! プレミアで見せたい成長の証

リヴァプールでプレイしていたバベル photo/Getty Images

フラムに加入

オランダの快速アタッカーがプレミアリーグに戻ってきた。下位に沈むフラムは15日にオランダ代表FWライアン・バベルの獲得を発表したが、この名前を覚えている人は多いはずだ。バベルといえば2007年から約4年間リヴァプールに在籍していた経験を持つ選手で、当時は注目の若手選手の1人だった。

しかし、リヴァプールで絶対的な存在になることはできず2011年に退団。そこからはホッフェンハイムや古巣アヤックス、トルコのカスムパシャ、UAEのアル・アインなど、数多くのクラブを渡り歩いてきた。期待されたようなキャリアではないかもしれないが、バベルは成長した証をプレミアの舞台で見せようと戻ってきたのだ。

英『Daily Mirror』によると、バベルは当時リヴァプールに加入するのは早すぎたと振り返っている。またリヴァプールが適切な指導をしてくれなかったと不満を抱いている部分もあるようで、当時の難しさについて語っている。
「様々な理由でポテンシャルをフルに発揮できなかった。僕は当時若かったからね。もう少しオランダに残るべきだったと思う。おそらく1、2年はね。オランダでは家族と住んでいたから、外国での1人の暮らしは初めてだったんだ」

「リヴァプールのコーチ陣からも僕を進歩させる特別な指導を受けたことはなかったね。僕はアヤックスで4-3-3のウイングとしてプレイしていたけど、アヤックスは守備的なことはさせたがらなかった。でもリヴァプールでは4-4-2でのプレイとなり、もはやウイングではない。メンタリティを変えないといけなかった。リヴァプールではサイドハーフなんだ。それへの対応に苦労した」

バベルは32歳となったが、今でもオランダ代表に選ばれている実力者だ。リヴァプール時代にはSNS関連でトラブルを起こしてしまうなど若さを見せる部分もあったが、成長の証を見せられるのか。赤く髪を染めたウイングに注目だ。

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