バルサの”点取り屋”は衰えていなかった 批判跳ね除ける驚異の得点ペース

バルセロナのスアレス  photo/Getty Images

序盤は衰えたとの意見も目立ったが……

31歳になって少し衰えたのか。開幕当初、バルセロナFWルイス・スアレスにはそんな声も聞かれた。リーグ戦では開幕から8試合で3得点しか奪えず、そのうちの2点も8-2で大勝したウエスカ戦でのものだったからだ。重要なゲームで得点を決めていないと指摘されるのも仕方がない状況だった。

しかし、やはりスアレスは世界屈指の点取り屋だった。スアレスは13日のエイバル戦でも2得点を決めて3-0の勝利に貢献していたが、前半戦19試合を消化した段階で14のゴールを記録。今では批判的な意見は聞こえなくなってきている。

スペイン『MARCA』が過去の記録と比較しているが、今季はバルセロナ加入以降では3番目に良いペースだ。2015-16シーズンには19得点、続く2016-17シーズンには15得点で前半戦19試合を折り返しているが、今季の14点はそれに次ぐ数字となる。得点王争いではチームメイトのリオネル・メッシが17得点でリードしているが、スアレスも得点王を狙える位置にいる。
バルセロナがスアレス以上のストライカーを探してくるのは難しく、クラブの歴史に名を残す存在なのは間違いない。ロシアワールドカップもあって今季序盤はコンディションを整えるのが難しかったのだろうが、後半戦も大爆発へスアレスは準備万端だ。

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