クロアチアではNo.2 世界で最も”過小評価”されているMFとは

バルセロナのラキティッチ photo/Getty Images

もっと評価されるべき選手

バルセロナでは常にリオネル・メッシやルイス・スアレス、さらにはチームの心臓とも言われるセルヒオ・ブスケッツが称賛され、クロアチア代表ではバロンドールに選ばれたルカ・モドリッチがスターとして扱われている。しかし、この両チームの成功に欠かせない存在なのがMFイヴァン・ラキティッチだ。

ラキティッチは能力の高いMFだが、所属しているチームが豪華なこともあって適切な評価を得ていないところがある。クロアチア代表はロシアワールドカップで決勝まで駒を進めたが、中盤でモドリッチとラキティッチの2人だけは外すことができなかった。ラキティッチはテクニックに加えて運動量もあり、もっと高く評価されるべき選手だ。

英『TalkSport』は、「ラキティッチはバルセロナで替えが利かない選手であり、フットボール界で最も過小評価されたスター選手だ」と題してラキティッチの重要性を説いている。派手なドリブルを披露したり、大量点を奪う選手ではないため、それも大々的に取り上げられない理由なのかもしれない。
「ブスケッツとラキティッチは今季バルセロナのフィールドプレイヤーで最も多くのゲームをこなしている選手だ。バルサにおいて替えの利かない存在で、コウチーニョやビダル、ブラジルのパスマスターであるアルゥール・メロが出たり出なかったりという状況だが、ラキティッチは常に出場している」

同メディアはこのように伝えており、ラキティッチがバルセロナの中盤に欠かせない存在だとアピールしている。チームのバランスを維持するためにはブスケッツとラキティッチを同時起用する方が賢明で、指揮官エルネスト・バルベルデはラキティッチの重要性をしっかり理解しているのだろう。

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