“ネイマール2世”の2人はレアルで活躍できるか? 早すぎる10代での挑戦

レアル移籍が内定しているロドリゴ・ゴエス photo/Getty Images

もう少しブラジルでやるべきとの意見も

ここ最近レアル・マドリードは南米の優れた若手を注視しており、すでにチームにはフラメンゴから獲得した18歳FWヴィニシウス・ジュニオールが所属している。さらにサントスの17歳FWロドリゴ・ゴエスも獲得が内定しており、2人はブラジルでネイマールの後継者と見られるなど注目を集めるアタッカーだ。

しかし、レアルのようなビッグクラブに向かうには若すぎるのではないか。サントスの指揮官に就任したホルヘ・サンパオリはそう主張する。サンパオリといえばチリ代表、アルゼンチン代表を指揮した情熱的な指揮官だが、サントスに所属するロドリゴに対して完璧な準備ができてからレアルへ向かうべきとの考えを示している。

英『Daily Mail』によるとサンパオリは、「ロドリゴはここであと数年はキャリアを固めた方がいいと思う。彼にとっても、私にとってもね。とはいえそれは私が決められることではないけどね。欧州に早く向かう若手の中にはクラブの要求に応えられない者もいる。より準備してからの方がいいと思う」と語っている。
実際ヴィニシウスもまだレアルでポジションを掴んでいるわけではなく、出場機会の確保に苦しんでいる。欧州へ向かうとしても、トップクラブに行ってしまえば出番を確保するのが難しくなる。いきなり欧州五大リーグへ挑戦せずとも、徐々に段階を踏んで欧州トップクラブを目指す道もある。

ヴィニシウスとロドリゴはレアルから目をつけられるほどの逸材だったわけだが、期待通りの成長を見せるだろうか。

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