“イタリア版モドリッチ”? クロアチアのW杯準優勝メンバーにかかる期待

カリアリに加入したブラダリッチ photo/Getty Images

4年後には代表の主力へ

ロシアワールドカップで準優勝を果たしたクロアチア代表では、ルカ・モドリッチ、イヴァン・ラキティッチなどビッグクラブでプレイする選手たちが大活躍した。そんなチームにおいて、数少ない国内組としてメンバー入りしていた26歳MFフィリップ・ブラダリッチを記憶している人はいるだろうか。

当時クロアチアのリエカでプレイしていたブラダリッチは、ベンチメンバーとしてワールドカップに参加していた。出場はグループステージ第3節のアイスランド代表戦の後半途中からと僅かなプレイタイムだったが、ワールドカップ後にブラダリッチはセリエAのカリアリに加入している。

ここまではリーグ戦13試合のうち9試合に先発出場しており、一部ではセリエA版モドリッチといった呼び名まであるという。186㎝とサイズがあるブラダリッチは中盤の底でボールを奪取したリ、前線に縦パスを入れるプレイを得意としており、モドリッチと同じプレイスタイルというわけではない。それでもモドリッチと比較されている部分があるようだ。
伊『Gazzetta dello Sport』によると、ブラダリッチは「みんなが僕をモドリッチのようだと言っている?僕は誰のコピーでもないよ。僕は僕のプレイをしているんだ。モドリッチは世界最強の選手であり、バロンドールにふさわしいね」とコメント。モドリッチとの比較は避けている。

まだクロアチア代表でポジションを確保できているわけではないが、26歳という年齢を考えると4年後のワールドカップでは主力になりたいところだ。密かにイケメンとして人気が高まっている部分もあるようで、イタリア版モドリッチとして今後の成長が期待される。

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