日本のプランB、武藤嘉紀の招集はあるか クラブが警戒する日韓2人の招集

ニューカッスルの武藤 photo/Getty Images

アジアカップに招集となれば1月から離脱

森保ジャパンは最初の5試合で4勝1分と上々のスタートを切り、来年1月に開催されるアジアカップ2019へ期待感が膨らんでいる。しかし気になるのが、最前線の大迫勇也の代役を務められる選手が見つかってないということだ。大迫のボールを収める能力はロシアワールドカップでも威力を発揮し、それは森保ジャパンになっても変わらない。大迫が抜ければ攻撃の形が崩壊する恐れがあるほどだ。

これまでは杉本健勇がテストされてきたが、さすがに大迫と同じレベルのプレイを求めるのは難しい。大迫と同じプレイが出来る選手を見つけるというよりは、全くタイプが異なるFWを置いて攻撃スタイルを柔軟に切り替えていく道を模索していく方がいいだろう。つまりプランBだ。

そのプランBの候補者として、ニューカッスルFW武藤嘉紀の奮起には期待したいところだ。スタメンではなかったが、武藤もロシアワールドカップのメンバーだ。年齢的には今後も代表で重要な役割をこなすことが期待される。今夏に加入したニューカッスルはチームそのものが苦戦しているが、森保監督は武藤をメンバーに含めるだろうか。
ニューカッスル地元紙『Chronicle Live』は、武藤がアジアカップに招集されるとの方向で準備を進めた方がいいとクラブに注意を促している。ニューカッスルでは武藤に加えて韓国代表MFキ・ソンヨンが所属している。この2人が揃って抜けてしまう可能性があり、何か対策を打たなければならない。

同メディアは、「この2人は来年1月5日から2月1日までUAEで開催されるアジアカップに選ばれる可能性が高い。武藤は日本代表に、韓国も決勝進出を狙ってキ・ソンヨンを求めるだろう」と伝えており、2人の代表入りを想定している。

武藤は移籍したばかりということもあってニューカッスルで難しい時間を過ごしているが、大迫とは異なる強さをチームに持ち込めるだろう。アジアカップでは森保ジャパンに入り、良い意味でニューカッスルに打撃を与えたいところだ。

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