リヴァプール、オランダ代表の中心に 28歳MFがこだわり続けたポジション

オランダ代表でも中心のワイナルドゥム photo/Getty Images

ユーティリティプレイヤーだった過去

リヴァプールではインサイドハーフで活躍し、オランダ代表ではトップ下も務めるMFジョルジニオ・ワイナルドゥムは大きな満足感に包まれている。ワイナルドゥムは10代の頃からオランダ国内で高い評価を受けてきた選手で、その評価から考えれば今の活躍も妥当なのかもしれない。

しかし、才能があった影響なのかワイナルドゥムは複数のポジションを任されてきた。時にはウイングで起用されることもあり、ワイナルドゥムはその役割が気に入らなかったという。今は中央でプレイする機会がほとんどとなっているが、英『Liverpool Echo』によればワイナルドゥムもその状況に満足感を示している。

「僕は中盤でプレイしたかったから、ワイドな位置は嫌だった。だけど、複数のポジションを経験できたことはハッピーだよ。プレイの方法が分かるからね。今は中盤でプレイしていて良い感じだよ。みんなが僕に中盤の選手であるとの意識を取り除き、ウインガーだとの意識を植え付けようとしていた。だけど、何と言われようと僕はMFだ。僕は中盤の選手としてトップレベルになれると自信満々だったんだ」
リヴァプールではナビ・ケイタやファビーニョが加わったこともあってポジションが危ういかとも思われたが、今でもワイナルドゥムの貢献度は大きい。オランダ代表でもチームを引っ張るリーダー格の1人になっており、代表復活へ欠かせない選手だ。これも中盤でのプレイにこだわり続けた結果なのだろう。

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