DFもいよいよ世代交代 ユヴェントスが目をつける若き2人のセンターバック

ベンフィカのルベン・ディアス photo/Getty Images

ベテランの後継者を

今夏にクリスティアーノ・ロナウド、エムレ・チャンらを補強したユヴェントスは、セリエAの中では圧倒的な戦力を誇っている。穴と呼べるポジションはほとんど見当たらないが、今後解決していくべき問題の1つとしてセンターバックの高齢化が挙げられる。

ジョルジョ・キエッリーニ、アンドレア・バルザッリは大ベテランの域に入っており、そろそろ世代交代を見据えて動くべき時だろう。クラブも準備は進めているようで、伊『Calciomercato』は2選手が候補に挙がっていると伝えている。

まず1人はポルトガル代表でも主力になっているベンフィカ所属の21歳ルベン・ディアスだ。決して安価で獲得できる選手ではないが、今後ポルトガルの最終ラインを引っ張っていくであろうディアスは魅力的だ。ポルトガルもペペやジョゼ・フォンテらセンターバックの年齢が問題点に挙げられており、ディアスは貴重なタレントになっている。
もう1人はフランスのトゥールーズに所属する18歳のジーン・クレア・トディボだ。守備的MFとしてプレイすることも可能で、フランスの世代別代表候補でもある。フィジカルに強みがあり、18歳ながら今季はトゥールーズで主力としてプレイしている。昨季までBチームでプレイしていたことを考えると大きな進歩だ。

ディアスに比べてトディボは即戦力にはならないかもしれないが、魅力的な逸材なのは間違いない。キエッリーニやバルザッリに代わる存在になるのは簡単ではないが、どこかで世代交代は必要になる。ユヴェントスはこの難題をどうクリアしていくのか。

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