日本代表、キルギス戦の陰の立役者は守田だ データにも表れる圧倒的な存在感

出場出場2試合目ながらキルギス戦で存在感を放った守田 photo/Getty Images

4項目でチーム最多を記録

日本代表は20日、キリンチャレンジカップ2018でキルギス代表と対戦し、4-0の快勝を収めた。デビュー戦で初ゴールを決めたDF山中亮輔、途中出場ながらゴールを決めたFW大迫勇也やMF中島翔哉らの活躍に目が行きがちだが、この一戦でフル出場を果たしたMF守田英正が素晴らしいデータを残している。

プロ1年目ながら王者・川崎フロンターレの主力として、今季ここまで明治安田生命J1リーグ24試合に出場している守田。サイドバックやボランチなど複数のポジションをこなし、安定したパフォーマンスでチームの2連覇に大きく貢献した。そんな活躍もあり、ロシアW杯後から新体制となった森保ジャパンにも抜擢されると、9月11日に行われたコスタリカ代表戦で途中出場を果たし、A代表デビューを飾った。

そして、今回行われたキルギス代表戦で初スタメンを飾った守田は、絶妙な縦パスで3点目の起点となったほか、激しいプレスで守備にも奮闘するなど、攻守にわたって勝利に貢献。キルギス代表撃破の陰の立役者となっていたが、そんな活躍がデータにもあらわれていた。
データサイト『opta』によると、守田はこの一戦でタッチ(128回)、パス(117本)、タックル(5回)、デュエル(9回)の4項目でチーム最多を記録。また、デュエル勝率は「88.9パーセント」となっており、森保ジャパンが戦ったこれまでの5試合で、3回以上のデュエルを記録した選手の中では最高となっている。

キルギス代表戦で自身の存在意義を証明し、森保一監督にしっかりアピールしてみせた守田だが、来年1月に行われるアジアカップでも日本代表に選ばれることができるのか。

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