“日本人コンビ”はいつ爆発する? 得点が期待される2人のアタッカー

ハノーファーでプレイする浅野と原口 photo/Getty Images

プレシーズン時から話題減少

20日にキルギス代表とのキリンチャレンジカップを戦った日本代表では、原口元気もフリーキックから1得点を記録した。ロシアワールドカップ組として若い中島翔哉や南野拓実らに負けるわけにはいかないと意気込んでいることだろうが、今後大切なのはクラブでのパフォーマンスだ。

原口は今季からブンデスリーガのハノーファーでプレイしているが、ここまで期待に応えているとは言い難い。それは同じハノーファーでプレイするFW浅野拓磨も同じだ。この日本人コンビはハノーファーを高みへ導く存在になることが期待されていたのだが、ここまで2人が大爆発した時はない。

独『Sportbuzzer』も日本人2人の現状を伝えているが、浅野も原口もまだリーグ戦で得点がない。浅野はプレシーズンで結果を出したため開幕直後はスタメンの機会を与えられていたが、徐々にプレイタイムは減少。最後にプレイしたのは10月6日のシュッツトガルト戦の14分間だ。
一方の原口は徐々に先発出場の機会が増えているが、まだ期待された得点がない。以前所属していたヘルタ・ベルリンでは攻守両面での運動量が評価されていたが、アタッカーとして次の段階へ進むにはゴールに絡むしかない。ハノーファーで求めているものはシンプルに結果だ。

アジアカップ2019は来年1月に迫っている。今の代表では中島や南野が元気なため、原口もやや出遅れ気味だ。浅野も召集されるか分からない立場にある。ハノーファーで結果を出してメンバー入りへアピールできるのか。チームも日本人コンビの爆発を待っているはずだ。

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