レアル指揮官に最適なのは彼しかいない! パーフェクトな人物とは

トッテナムを指揮するポチェッティーノ photo/Getty Images

招聘実現まではソラーリで

極度の成績不振に陥るレアル・マドリードは、フレン・ロペテギを解任してサンティアゴ・ソラーリを暫定監督に指名した。ひとまずソラーリにはチームを立て直すことが求められるが、クラブはその間に後任となる実力ある指揮官を探すことになる。

しかし、シーズンの途中に最適な指揮官を選ぶのは難しい。チェルシーを離れてフリーになっているアントニオ・コンテ、ベルギー代表をロシアワールドカップ3位に導いたロベルト・マルティネスらの名前が後任候補に挙がってきていたが、彼らが適任かは微妙なところだろう。コンテは決して攻撃的なサッカーを仕掛けるタイプではなく、レアルが求めるスタイルを持つ指揮官とは言い難い。マルティネスもビッグクラブでの指揮経験が不足しており、ロペテギの二の舞になる可能性も十分に考えられる。

英『BT Sport』によると、レアルでプレイ経験を持つスティーブ・マクマナマン氏は当面の間ソラーリ暫定監督体制を続けるのではないかと見ている。なぜなら、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長が理想とする指揮官は現在トッテナムを率いているからだ。
「私はクラブがポチェッティーノを引き抜く道を見つけるまでソラーリでいくと思う」とマクマナマン氏は語っており、ペレス会長の狙いがポチェッティーノにあるのではないかと見ている。確かにポチェッティーノは理想的な候補者だろう。若手の育成力にも定評があり、スタイルは攻撃的だ。しかもリーガ・エスパニョーラで選手・指揮官の両方を経験しており、レアルの獲得ターゲットに入っていると噂されるFWハリー・ケインとも深い繋がりがある。かなりメリットの大きい引き抜きとなるはずだ。

マクマナマン氏はソラーリがジネディーヌ・ジダンのように指揮官としていきなり成功を収める可能性もあると見ているようだが、この先レアルを正しい方向へ導くのは誰なのか。

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