どうしたインテル…… スタートダッシュ失敗でスクデット争いに早くも黄色信号?

スタートダッシュ失敗で頭をかかえるスパレッティ監督。なんとかチームの勢いを取り戻したい photo/Getty Images

「現状のクオリティでは難しい」

インテルは26日に行われたセリエA第2節でトリノをホームへ迎え入れ、2-2のドローで試合を終えた。チームの指揮官を務めるルチアーノ・スパレッティ監督が、悔しさなどをにじませている。

7分にイヴァン・ペリシッチのゴールで、幸先よく先制に成功したインテル。32分にはステファン・デ・フライがFKを頭で合わせてトリノを突き放し、2点リードしてハーフタイムを迎えた。このままインテルが試合を優位に進めるかと思われたが、ロングボールからアンドレア・ベロッティに背後を取られ得点を許す。さらに、スアリオ・メイテに痛恨の同点ゴールを決められ、今季初白星はお預けとなった。

試合後、伊『sky sport』のインタビューに応じたスパレッティ監督は「後半、我々がなぜ道を見失ったのかを説明するのは難しい。(1失点目のゴールの起点となった)ロングボールには驚かされたよ。説明できないような形で点を奪われてしまった。その後、プレッシャーを跳ね返すだけの力がなかった。現在、チームは明らかにプレッシャーに苦しんでいる」と語っている。
さらに「全ての試合に勝つことは我々が戦う場所を考えれば困難なことだ。我々はまだ前へ踏み出す段階なのだからね。サッスオーロ戦(開幕節)ではアプローチの仕方を間違ってしまったが、今回の試合は失点の後に戦い方を見失ってしまった。私に言わせれば、インテルはユーヴェの(スクデット争いの)ライバルになれるかもしれない。ただ、現状でのクオリティでは難しいだろう」と話している。

今夏の移籍市場で積極的な補強を行うも、スタートダッシュに失敗したインテル。9月1日に行われる次節ボローニャ戦で、初白星をゲットすることができるのか。

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