香川、ゲッツェらでも入れない? 新生ドルトムントの”中盤トリオ”を独メディア絶賛

ドルトムント新戦力のヴィツェル(右) photo/Getty Images

新たなドルトムントへ

これまで何度もドルトムントで激しいポジション争いに耐えてきた日本代表MF香川真司も、さすがに今回ばかりは厳しいかもしれない。今季開幕節でライプツィヒを4‐1と一蹴したルシアン・ファブレ率いる新生ドルトムントでは、新たなMFトリオが素晴らしい結果を残したからだ。

独『DW』が1番に絶賛したのはベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルだ。ヴィツェルはドルトムントの中盤に欠けていた強さ、高さをプラスし、真のオールラウンドMFと称賛されている。しかもライプツィヒ戦では華麗なバイシクルシュートまで決めており、加入早々チームの柱となりつつある。

同メディアは守備能力に加えて香川のようなビジョンやタッチを持っているとまで称賛しており、ヴィツェルはキーマンとなるだろう。同じくライプツィヒ戦で先発した新戦力のMFトーマス・デラネイも高い評価を受けており、新加入組がファブレ体制で期待通りの働きを見せている。
そこにボルシアMGの下部組織でプレイしていた際にファブレの目に留まっていたマフムード・ダフードが絡んでくるため、香川が割って入るのは厳しいだろう。ダフードもライプツィヒ戦で貴重な同点弾を決めており、ファブレの下で輝くと予想されている選手の1人なのだ。

同メディアはこの3人で構成される中盤をかなり高く評価しており、ユルゲン・クロップが指揮を執っていた際のイルカイ・ギュンドアン、香川、スヴェン・ベンダー、マリオ・ゲッツェらのユニットとの比較まで展開している。

これまではクロップの遺したものを引き継ぐような形でチーム作りを進めてきたドルトムントだが、ファブレの下では中盤の構成も含め大きく変化していくことになるのかもしれない。クロップ時代を知る香川、ゲッツェらでもポジション確保は難しかったか。

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