今季はレアルよりユーヴェの方が強い! ゾフ氏、ロナウド&ディバラのコンビに期待

ゾフ氏が期待を寄せるロナウド(左)とディバラ(右)。このコンビで今季は何点奪えるか photo/Getty Images

今季こそ悲願の欧州制覇を

イタリアサッカー界のレジェンドであるディノ・ゾフ氏は、新チームにおいて、チャンピオンズリーグ3連覇中のレアル・マドリードよりも古巣であるユヴェントスの方が強いと考えているようだ。

今夏の移籍市場で大型補強を行ったユヴェントスは、悲願のビッグイヤーを獲得するために、レアルからFWクリスティアーノ・ロナウドを獲得。さらに、ミランからDFレオナルド・ボヌッチが復帰したり、リヴァプールから期待の若手MFエムレ・ジャンが加入したり、GKジャンルイジ・ブッフォンやDFステファン・リヒトシュタイナーなどこれまでチームを支えてきたベテラン勢が抜けたものの、今季もそうそうたる新戦力が揃った。

一方、レアルはこれまでゴールを量産してきたロナウドを失ったが、その代役として獲得を目指していたとされるMFエデン・アザールを獲得することができず。守備陣ではGKティボー・クルトワやDFアルバロ・オドリオソラを獲得したが、肝心な攻撃陣はここまでFWヴィニシウス・ジュニオールのみとなっており、スペイン国内でも補強の物足りなさが不安視されている。
こういった状況の中、仏『RMC SPORT』のインタビューに応じたゾフ氏は「私はユヴェントスがレアルよりクオリティが劣っているとは思えない。優れていると思う」とコメント。ただ「実際に、紙面上でも彼らの方が強いと考えられている。でも、それがチャンピオンズリーグを獲得できるという意味ではない。それを成し遂げるためには、強さ以上のものが必要だからね」とも述べた。

また、ゾフ氏はロナウドとディバラのコンビに期待しているようだ。「ユヴェントスにとって、誰がゴールを決めるかは重要ではない。でも、ディバラならイスコのようなプレイで、ロナウドを助けることができると思う。イグアインはミランへ行ってしまったし、ディバラはベンゼマのようなタイプの選手でもない。前線に沿って走り回るのではなく、中央での役割を好むからね」と話している。

はたして、ロナウドを獲得したユヴェントスは、今季こそ欧州制覇を成し遂げることができるのか。

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