バルサとレアルの選手しかいない恐怖のタレント軍団 ”リーガ・エスパニョーラ歴代ベストイレブン”はこれだ!

レアルを支えたカシージャス photo/Getty Images

豪華すぎる名前がズラリ

17日より2018-19シーズンのリーガ・エスパニョーラが開幕することに合わせ、英『Daily Mail』は「リーガ・エスパニョーラ歴代ベストイレブン」を作成した。リーガといえば今でも世界トップレベルの選手が集結する怪物揃いのリーグで、そのタレント力は積極投資をおこなうプレミアリーグ勢ですら太刀打ちできないレベルにある。

中でも凄いのはバルセロナとレアル・マドリードの二強だ。同メディアの作成したベストイレブンには、なんとこの2チーム以外の選手が1人も選出されていないのだ。

GK
イケル・カシージャス(レアル・マドリード)
DF
ダニエウ・アウベス(バルセロナ)
カルレス・プジョル(バルセロナ)
フェルナンド・イエロ(レアル・マドリード)
ロベルト・カルロス(レアル・マドリード)

MF
ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリード)
アルフレッド・ディ・ステファノ(レアル・マドリード)
ヨハン・クライフ(バルセロナ)

FW
リオネル・メッシ(バルセロナ)
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
ロナウド(レアル・マドリード)


同メディアの選んだイレブンはこの通りだ。カシージャスはサイズがないにも関わらず重要な場面でビッグセーブが多かったことが評価され、アウベスは右サイドバックとしてバルセロナで数多くのタイトルを獲得していることが評価されている。アウベスは今や優勝請負人のような存在だ。イエロはジェラール・ピケにも劣らぬテクニックを持ち、PKを担当することもあった名手だ。リーダーシップも抜群で、スペインサッカー界を代表するセンターバックと言えよう。プジョルは闘志を前面に押し出し、スピード勝負にもパワー勝負にも打ち勝ってきた。セルヒオ・ラモス、ロナルド・クーマンも候補に挙がったようだが、最終的にはプジョルとなった。

左サイドバックはロベルト・カルロスだが、同じブラジル人DFマルセロとの争いだと同メディアは伝えている。両者とも超攻撃的なサイドバッカーだが、フリーキックなど飛び道具も持っていたロベルト・カルロスが1枚上手か。

中盤ではジダン、故クライフ氏、故ディ・ステファノ氏が選ばれており、同メディアは反則級と評している。バルセロナの黄金時代を築いたクライフ氏、レアルで今のチャンピオンズリーグを5連覇するなどの活躍を見せたディ・ステファノ氏は両クラブを象徴する選手だ。

前線のメッシ、クリスティアーノ・ロナウドは説明不要だろう。クリスティアーノ・ロナウドは今夏ユヴェントスに移籍してしまったが、この2人はサッカー界史上最高の選手でもある。そんな2人を同時期に同じリーグで見ることができたのは奇跡と言っていい。リーガを新たな次元へと引き上げたのはこの2人だ。最後の元祖怪物ロナウドも、同メディアがいかなるDFでも恐怖すると伝えるほど全盛期のインパクトは凄かった。バルセロナとレアルの両方でプレイしているのも特徴的で、今でもロナウドこそ史上最高のストライカーと考えているサッカーファンも多いはずだ。

こう見るとバルセロナ、レアルがいかに豪華なチームなのかが分かる。今季もこの2強が支配するのか、それともアトレティコ・マドリードなど第3のチームがサプライズを起こすのか。世界屈指のタレントが揃うリーガの戦いはいつの時代も見逃せない。

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