「武藤は欧州で8得点以上決めたことない」 地元紙はニューカッスルの”パワー不足”を指摘

ニューカッスルを率いるベニテス photo/Getty Images

武藤とロンドンだけでは不十分か

今夏に日本代表FW武藤嘉紀が加わったニューカッスルは、昨季から強くなっているのだろうか。初戦のトッテナム戦を前に、地元紙『Chronicle Live』が補強で各ポジションがしっかりと強化されたのかを評価している。

まず進歩したと評価されたのはファビアン・シェア、フェデリコ・フェルナンデスが加わったセンターバックだ。スイス代表とアルゼンチン代表の実力者が加わったことで、昨季より安定感は増したと言えよう。

問題は武藤が加わった最前線だ。同メディアも今夏もっとも動きがあったポジションと伝えるように、武藤、サロモン・ロンドンが加入した一方でアレクサンドル・ミトロビッチ、ドワイト・ゲイルらがチームを離れた。昨季から大きく入れ替わることになるが、同メディアは武藤とロンドンでは指揮官ラファエル・ベニテスの要望を叶えるうえで力不足と見ている。
武藤については、「日本代表の武藤はベニテスのスタイルに非常にマッチする選手に思えるが、彼は欧州でシーズン8得点以上決めたことがない。ニューカッスルは未だに火力、得点力、スピード、バラエティが不足している。たとえ武藤が便利な選手だったとしてもだ」と伝えており、武藤はベニテスが本当に欲しかったストライカーではないはずと捉えているようだ。

ニューカッスルは開幕節でトッテナムと対戦する。新戦力たちが力を発揮できるのか、武藤にとっても勝負のスタートだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ