まだ100%じゃないスアレス、創造性欠く中盤 2連勝でグループ突破もウルグアイに残る不安

連勝したウルグアイ代表 photo/Getty Images

英メディアは抜群の2試合ではなかったと指摘

初戦でエジプト代表、第2戦でサウジアラビア代表を1‐0で下し、何とも「らしい」戦いで連勝を収めたウルグアイ代表。すでに決勝トーナメント進出が決まっており、理想的なスタートだ。しかし、ここまで内容は抜群とは言い難い。

英『Squawka』はグループ突破を決めたものの、いくつか不安な点があると指摘。まずはFWルイス・スアレスの状態だ。スアレスはサウジアラビア戦で決勝点を記録したが、エジプト戦では何度か訪れたチャンスを活かせなかった。サウジアラビア戦も得点部分以外は本来の状態ではないと見られており、エースがまだ勢いに乗れていない。

またサイドバックの攻撃参加も不十分で、中盤にも創造性がないと同メディアは辛口評価。攻撃部分で課題が多くあると見ている。創造性がないながら得点を決めてしまうのもウルグアイらしさと言えるが、エジプトとサウジアラビアに対して少々寂しい内容と言えるか。
またクリーンシートを2試合連続で達成した守備についても、何度かカウンターを許す機会があったと問題視。相手がエジプトとサウジアラビアだったこともあり、このクリーンシートだけで強敵相手にも通用するかは微妙なところと分析されている。

ウルグアイはグループAに入っているため、決勝トーナメント1回戦ではグループBのポルトガル代表かスペイン代表と対戦する可能性が高い。今のチーム状態で満足に戦えるのか少々不安もあるだろう。

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