ファン・ダイクは5年前から気付いていた リヴァプールの左SBの能力をセルティック時代に見抜く

リヴァプールでプレイするロバートソン photo/Getty Images

セルティック時代に獲得を進言

今季途中から左サイドバックでブレイクし、チャンピオンズリーグ決勝でもプレイしたリヴァプールDFアンドリュー・ロバートソン。ロバートソンといえばアマチュアクラブでプレイしていた経験を持つ苦労人として有名で、そんな選手がチャンピオンズリーグ決勝の舞台にまで辿りついたことは大きな話題を呼んだ。

リヴァプールの目利きは正しかったと言えるが、もっと前にロバートソンの能力に気付いていた者がいる。現在リヴァプールでチームメイトになっているDFフィルジル・ファン・ダイクだ。英『Liverpool Echo』によると、ファン・ダイクはセルティックでプレイしていた際、同じスコットランドのダンディー・ユナイテッドでプレイしていたロバートソンのプレイに感銘を受けたという。当時セルティックのスカウトに獲得した方がいいのではと進言したことまで明かしており、ファン・ダイクは2013年時点でロバートソンの魅力に気付いていた。

「彼はファンタスティックなことをしているよ。僕がセルティックに加入した最初のシーズンに彼はダンディー・ユナイテッドでプレイしていて、その時すでに彼のことを非常に良い選手と思っていたんだ。セルティックに加入すべきとも思ったよ。僕はスカウトの1人に言ったと思う。彼はハードワークする優れた選手で、ゲームを評価するなら彼が6点以下になることはないと思う」
ファン・ダイクの目は正しく、ロバートソンはプレミアリーグでも十分通用するハイレベルなサイドバックだった。リヴァプールでチームメイトになるのは何かの運命なのか、最終ラインを束ねる者としてファン・ダイクはロバートソンを信頼しているのだろう。

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