“ハーランド依存”の解決策になれるか 前線の得点不足が心配されるペップ・シティで爆発期待されるマルムシュ

マンCのマルムシュ photo/Getty Images

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昨季はプレミア16試合で7ゴール

第9節のアストン・ヴィラ戦(0-1)ではゴールを奪うことができなかったが、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドは今シーズン好調だ。ここまでリーグ戦では9試合で11ゴール、公式戦全体では12試合で15ゴールという素晴らしい成績を残している。

しかし、そんなシティで懸念されているのが「ハーランド依存」だ。今シーズンのシティのゴールのほとんどはハーランドでリーグ戦だけで見ると、同選手に続くのが1ゴールのマテウス・ヌネス、フィル・フォーデン、ラヤン・チェルキ、タイアニ・ラインデルスとなっている。

怪物ストライカーが好調なのは頼もしい限りだが、ペップ・グアルディオラ監督もこの現状を懸念しており、他のアタッカーの奮起を必要としている。
そんななか、英『Manchester Evening News』が期待を寄せるのはオマル・マルムシュだ。2025年1月にフランクフルトからシティに加入した同選手。シーズンの途中からだったが、すぐにフィットしリーグ戦16試合で7ゴールをマーク。苦戦していたシティの救世主になった。

しかし、今シーズンは怪我の影響もあり、ここまで公式戦5試合で1アシストのみ。最近怪我から復帰し、直近2試合は終了間際に出場している。

マルムシュはここからコンディションを上げていくことが求められるが、同メディアはカラバオカップ4回戦のスウォンジー戦で「素晴らしい活躍を見せなければならない」と主張。自身がハーランド依存の解決策になることを示す必要性を述べており、「調子を取り戻す絶好の機会になる」と語っている。

ハーランドとタイプは異なるが、パンチ力のあるミドルシュートなどマルムシュもゴールが奪える選手だ。昨シーズンのようなパフォーマンスが戻ればシティにとって嬉しい限りだが、ハーランドに頼りきりな前線の現状を変えることはできるだろうか。

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