マイカ・リチャーズ氏が語る今季のファン・ダイクが苦戦する理由 「我々はこれまでファン・ダイクがどれだけ優れているかを語ってきたが……」

苦しむリヴァプール photo/Getty Images

続きを見る

課題の解決が急務

プレミアリーグ開幕前のリヴァプールは優勝候補の一角として注目を集め、開幕後もリーグ戦5連勝とスタートダッシュに成功していた。しかし直近1ヶ月のリーグ戦4試合で全敗に喫し、現在リーグ7位と急転直下の成績となっている。

低迷の原因について新加入のアレクサンダー・イサクとフロリアン・ヴィルツがチームへのフィットに苦しんでいることが挙げられているが、優勝した昨季にハイレベルなパフォーマンスを見せていたキャプテンのフィルジル・ファン・ダイクの不調を指摘する声も少なくない。

『TBR Football』でアラン・シアラー氏はブレントフォードのロングボールに苦しみ3失点を献上した第9節の試合について、ファン・ダイクとイブラヒマ・コナテのCBコンビの問題を指摘した。
「ピッチ全体でひどすぎる。中盤の守備の弱さや、新加入選手同士の連携不足については言いたいことはあるだろう。だが守備面がまったくもってひどい。つまり、ファン・ダイクとコナテのことだ」

シアラー氏の痛烈な批判に対して、リチャーズ氏は同調しつつもファン・ダイクに関しては擁護の言葉を残した。

「確かに彼らは酷かった。現状のファン・ダイクは助けを求めているような状態だ。我々はこれまでファン・ダイクがどれだけ優れているかを語ってきたが、コナテのフォローを受けられていないように見える。二人のディフェンダーが同時に良いプレイをして助け合うことを欠かすわけにはいかない」

プレミアリーグのタイトルレースから遠ざかりつつあるリヴァプールだが、山積みとなっている課題の解決が急務となっている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.310 新生レアル徹底解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ