フレッジは大丈夫? マンUで成功したブラジル人選手の少なさを英紙は不安視

マンU加入が決まったフレッジ photo/Getty Images

クレベルソンなど失敗例も

5500万ポンドとも言われる移籍金でシャフタール・ドネツクからブラジル代表MFフレッジを獲得したマンチェスター・ユナイテッド。中盤にバランスをもたらすことが期待されるが、英『Daily Mail』はブラジル人選手の到着をやや不安視している。

なぜなら、これまでマンUではブラジル人選手が大活躍した例が多くないからだ。やや少なく感じるが、フレッジがマンUでデビューすればクラブ通算7人目のブラジル人選手ということになる。気になるのはフレッジの先輩たちの成績だ。

何と言っても大失敗だったのがクレベルソンだ。ブラジル代表の一員として2002日韓ワールドカップ制覇に貢献したクレベルソンは、2003年にマンUへ移籍。アルゼンチン人MFファン・セバスティアン・ヴェロンの後釜候補だったのだが、マンUではたった2ゴールを決めたのみ。同メディアも名将アレックス・ファーガソン氏の数少ない失敗の1つと切り捨てている。
他にもほとんど出場機会のなかったロドリゴ・ポセボン、サイドバックとして長くプレイしたラファエウとファビオの兄弟、今季バレンシアにレンタル移籍していた22歳のアンドレアス・ペレイラもブラジル人選手だ。ラファエウとファビオの2人もそれなりに長くプレイしたが、大活躍したとは言い切れないだろう。

同メディアが数少ない成功例の1つとして挙げたのがMFアンデルソンだ。2007年から8年間マンUでプレイし、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ制覇に貢献。ポール・スコールズやマイケル・キャリックらタレントが揃う当時の中盤でも一定の出場機会を確保していた。

果たしてフレッジはマンUで成功を収めることができるのか。過去の例を見ると少々不安に感じているサポーターもいることだろう。

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