ネイマールは退団、補強も不十分、メッシも休ませない バルサの評価が急降下!

ローマに敗れたバルセロナ photo/Getty Images

ローマに敗退で全てが変わる

ローマとのチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでは4-1と危なげなく勝利したが、バルセロナは2ndレグでまさかの3失点を喫して敗れてしまった。ここでの敗退を予想していた人は少なかっただろう。バルセロナはここまでリーグ戦で無敗を維持するなど安定感抜群で、評価も極めて高かったからだ。

しかし、ローマに大逆転負けを喫したことで評価は大きく変わり始めている。スペイン『MARCA』はバルセロナがチャンピオンズリーグで敗退することになった原因を複数リストアップしているが、エルネスト・バルベルデ率いるチームは穴があると突然指摘される格好となっている。

まず同メディアが指摘したのは、昨夏のネイマール退団だ。ローマ戦の2ndレグではリオネル・メッシとルイス・スアレスが抑えられてしまったわけだが、ネイマールがいれば違った角度から攻撃を展開することができただろう。しかしネイマール退団の穴はバルベルデのシステム変更によって埋められていたはずで、今季も大きな問題にはなっていなかった。それがローマに敗れたことで突然ネイマールの穴は大きかったとの論調になっている。
さらに昨夏の補強が不十分だったこと、今冬に即戦力とは言えないDFジェリー・ミナ、今季のチャンピオンズリーグ出場資格を持たないMFフィリペ・コウチーニョを獲得した補強戦略にもミスがあったと同メディアは指摘。加えてバルベルデがメッシ、スアレスに攻撃部分の多くを頼り、ほとんど休養を与えなかったこともローマ戦敗北の原因に挙げられている。

たった1試合でバルセロナの評価は大きく変わってしまい、今季は失敗のシーズンといった雰囲気まで漂いつつある。バルベルデのチームは驚くほどに順調だったのだが、メッシに休養を与えなかったことなどは問題だったのかもしれない。

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