グアルディオラがトップ下もできる選手に変えた! イングランド代表に生まれる”新たな10番”

イングランド代表のカギ握るスターリング photo/Getty Images

グアルディオラ効果で増える代表のオプション

1日のチェルシー戦で2得点を挙げたトッテナムMFデル・アリは、イングランド代表でもトップ下を任されるチームのキーマンだ。恐らくは2018ロシアワールドカップでもハリー・ケインとデル・アリの縦関係コンビがイングランド代表の攻撃を牽引することになるのだろう。

しかし、今季のデル・アリは一貫性に欠けると批判も受けている。実際昨季より得点ペースが落ちているのは明らかで、イングランド代表のポジションはまだ固まっていないとも言われている。そんな中、リヴァプールなどで活躍したジェイミー・レドナップ氏はマンチェスター・シティFWラヒーム・スターリングが代表の新トップ下にふさわしいとの考えを示している。

スターリングはウイングを本職とする選手だったが、先日のイタリア代表戦では真ん中でプレイ。この位置からもチャンスメイクでチームに貢献するなど違いを作っていた。トップ下の位置でも問題なくプレイできるのであれば、デル・アリの調子が上がらない時はスターリングを回してもいい。
英『Daily Mail』によると、同氏は「スターリングはシティでウインガーとしてスタートしたが、先週の代表戦では完璧な10番だった。中盤で絡み、相手をかわし、イングランドの攻撃を牽引した。グアルディオラが来なければ、これは起こらなかっただろう」とコメントしており、ジョゼップ・グアルディオラがマンCに来たことでスターリングのプレイの幅が大きく広がったと見ている。

スターリングは今季リーグ戦で16得点を記録するなど得点ペースも上がっており、ゴール前で仕事をする機会が増えている。もちろんデル・アリが好調を維持している間はスターリングをサイドに回してもいいが、プレイの流れを変えたい時にはスターリングをトップ下に固定する案も良いだろう。ワールドカップを前に代表監督ガレス・サウスゲートの選択肢はどんどん広がってきている。

イングランド代表のカギ握るスターリング photo/Getty Images

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