WBC最新ランキング発表 天心は2位に後退 1位にエストラーダで4位は5階級制覇を目指す井岡一翔

キャリア初の黒星を喫した那須川 (写真:本人インスタグラムより)

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まだまだ注目のバンタム級

ボクシング・WBCは日本時間6日、公式サイトで最新の世界ランキングを発表した。バンタム級では日本人選手に動きがあった。
 
前回1位だった那須川天心は、11月25日に井上拓真とWBC同級王座決定戦で判定負けを喫し2位に後退。そして1位にはフライ級とスーパーフライ級(ともにWBAとWBC)で戴冠した世界2階級制覇王者ファン・フランシスコ・エストラーダがランクインした。この2人にはWBCから対戦指令が出るとの噂があり、今後の動向が注目されている。
 
また4位にはスーパーフライ級からバンタム級に転級した世界4階級制覇王者の井岡一翔が名を連ねた。井岡は那須川とも王者の井上拓真とも対戦を希望する発言をしており、そう遠くない未来にこの実力者同士の日本人対決が実現するかもしれない。
 
さらに5位には増田陸、7位には元WBO同級世界王者の武居由樹が入った。

ちなみにこのバンタム級は他団体では堤聖也がWBA王者に君臨している。その堤は12月17日に井上尚弥のライバルとして有名なノニト・ドネアとの対戦が決定している。
 
昨年までバンタム級は、4団体のベルトを日本人ボクサー4人で分け合っていたが、武居の陥落や堤のケガによる休養、中谷潤人の転級による返上などで国外へと渡ってしまっていた。堤の復帰、井上拓真の王座返り咲きなどもあり再びバンタム級戦線が盛り上がりを見せている。まだまだこの階級で日本人ボクサーの活躍を期待したいところだ。

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