未だ成し遂げられていない日本代表のW杯での8強入り 米紙は「兆候はある」と実現に期待寄せる

日本代表の中村と南野 photo/Getty Images

まずはグループステージ突破だ

2026年6月の開催が予定されているアメリカ、カナダ、メキシコの共同開催となるW杯。

6日にグループステージの抽選会が行われ、日本はオランダ、チュニジア、欧州プレイオフの勝者が本戦出場を決めるグループFに入った。

W杯は今大会から出場枠が増えている。従来の32か国から48か国に増加。そのためグループステージを突破したとしても、決勝トーナメントはベスト32からスタートする。

日本が目標とするのはベスト8だが、そこにたどり着くにはベスト32、ベスト16での2勝が必要となる。

『The Athletic』では日本がまだたどり着けていないベスト8について、実現しそうな兆候はあると大きな期待を寄せている。

「(ベスト8進出が)起こりそうな兆候はいくつかある。2018年大会のベスト16ではベルギーの黄金世代相手に2-0とリードしていたが、アディショナルタイムに痛恨の決勝点を許してしまった。4年後の同大会ではスペイン、ドイツに勝利したものの、ノックアウトステージのスペシャリストであるクロアチアにPK戦で敗れた」

「どちらの試合でも彼らは概ね優勢だったが、最終的には敗れてしまった。そして来年の代表チームにはカタールW杯のメンバーに数名が加わり、今まさに彼らは全盛期を迎えている」

W杯のような大舞台で8強に残るにはいわゆる強豪国と呼ばれるチームを倒す必要がある。前回大会ではそれを2度成し遂げ、直近の親善試合ではブラジルを下している。

ベスト8入りの目標を成し遂げられる戦力はすでに揃っているといえるが、今大会でそれを実現することはできるのだろうか。

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