オランダ代表“64試合で2ゴール”は納得できない? 絶対的司令塔のF・デ・ヨングに不満の声も「ボールを持ってドリブルするだけ」

バルセロナでもデ・ヨングの得点はあまり多くない photo/Getty Images

クーマン監督からの信頼は厚いが

選手にはそれぞれ役割があるものだが、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの貢献度をどう考えるべきだろうか。

バルセロナでプレイするデ・ヨングはトップクラスのセントラルMFであり、代表でもロナルド・クーマン監督からの信頼は厚い。今月の2026ワールドカップ欧州予選ポーランド戦、リトアニア戦でも先発を任されていて、中盤から攻撃を組み立てるのがデ・ヨングの仕事だ。

ただ、デ・ヨングの貢献度に不満を抱く者もいる。オランダのウーゴ・ボルスト記者は、あまりにも得点に絡む機会が少なすぎると批判している。

2018年に代表デビューしたデ・ヨングはこれまで代表64キャップを記録しているが、得点は僅かに2点。今回のW杯予選でも得点はなく、もう少し得点に絡むプレイも欲しいところか。

「フレンキーが役に立たないとの表現は奇妙かもしれない。しかし、それは事実だ。代表64試合でゴールはたったの2点だ。もうイライラし始めているよ。ただボールを持ってドリブルするだけだ。フレンキーのために別のスポーツでも発明すべきだろう。馬術とジャグリングと体操を合わせたようなものをね」(『Algemeen Dagblad』より)。

元よりデ・ヨングは得点を多く奪うタイプのMFではなく、前所属のアヤックスでも89戦5ゴール、現在のバルセロナでも273戦19ゴールに留まる。ミドルシュートを選択する機会も少なく、自らゴールを狙うプレイはあまりない。

中盤でのボールキープ、パスの精度は高いが、ワールドクラスのMFとしてもう少しゴールを奪う武器も欲しいところか。



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