欧州予選8戦16発 ハーランドの異次元の得点力。ハリー・ケインにダブルスコア

マンチェスター・シティのハーランド photo/Getty Images

W杯に導く

2026年のW杯に向けた欧州予選が行われ、ノルウェー代表はサン・シーロでイタリア代表と対戦した。

11分先制したのはこの日、勝利がマストのイタリア。20歳のフランチェスコ・ピーオ・エスポージトがゴールネットを揺らし、リードを得た。

しかし、後半は完全にノルウェーペースに。63分にアントニオ・ヌサのゴールで同点に追いつくと、78分、79分に続けてアーリング・ハーランドがゴール。後半アディショナルタイムにはヨルゲン・ストランド・ラーセンがダメ押しとなる4点目を挙げ、ノルウェーがW杯出場の切符を勝ち取った。

ノルウェーがW杯に出るのは1998年大会以来。その後は予選落ちが続いていたが、今回は欧州予選8戦8勝の強さを見せ、本戦にコマを進めた。

その原動力となったのが、この試合でも2ゴールを挙げたハーランド。『BBC』によると、ハーランドはこの予選で16ゴールを挙げており、欧州予選得点王に。ハーランドに次ぐのはイングランド代表のハリー・ケインだが、彼はハーランドの半分となる8点で予選を終えている。

この予選ではハーランドの得点力が光ったが、彼だけでは試合に勝つことはできない。ノルウェー人ジャーナリストのラース・シヴェルツェン氏が「彼がいなくても、我々には予選突破のチャンスがあったと思う」と語るように、各ポジションに実力者がいた。

特に攻撃陣は豊作で、アトレティコ・マドリードのアレクサンデル・セルロート、ウルブズのストランド・ラーセンらがいるのだ。

世界最高のストライカーを擁し、来夏アメリカに向かうノルウェー。日本代表とも対戦する可能性があるが、どのような戦いを披露するのだろうか。

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