鎌田大地が所属するクリスタル・パレスの騒動が転機に? UEFAがマルチクラブオーナーシップに対する規制緩和を計画

クリスタル・パレスの鎌田大地 photo/Getty Images

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ELからECLに降格

オリヴァー・グラスナー監督のもとで躍進を続けているクリスタル・パレス。

昨季のFA杯決勝ではペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティを1-0で撃破。今季のELとコミュニティ・シールドへの出場権を得た。

しかし、パレスのオーナーであるジョン・テクスター氏は、リーグ1のリヨンのオーナーでもあり、同一組織が保有する複数クラブが欧州の同一コンペティションに出場できないというUEFAのルールに抵触してしまい、パレスは今季ELではなく、ECL(カンファレンスリーグ)に出場することとなった。
テクスター氏は自身の保有する株式を売却し、パレスに対する影響力は少ないと主張したが、翌シーズンの出場権に関する取り決めはそのシーズンの3月1日が締め切りとUEFAは定めており、その主張は却下されることに。このことからノッティンガム・フォレストが繰り上げでELの出場権を得ている。

パレスはその締め切りを知らなかったと主張したが、受け入れられることはなかった。

『TheGuardian』によると、UEFAはパレスの騒動を受け、マルチクラブオーナーシップ(MCO)への規制緩和を計画しているようだ。

現状は前述したように翌シーズンに影響を及ぼす事柄はそのシーズンの3月1日までにUEFAに報告する必要があるが、新しい規則ではそのスケジュールがシーズン終了時まで延長されるという。

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