「守備で良い仕事をしたのは称賛すべきだ」 思わず敵軍OBも褒める献身性。ダービーでCBハーランドが6回のクリア記録

マンチェスター・シティのハーランド photo/Getty Images

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攻撃だけでなく守備でも貢献

25-26シーズンのプレミアリーグ、最初のマンチェスターダービーが行われた。

スタジアムはマンチェスター・シティの本拠地であるエティハド・スタジアム。昨季、シティのホームで行われたダービーは1-2でユナイテッドが逆転勝利している。

そんな一戦で先制したのはシティだ。ジェレミー・ドクが右サイドで得意のドリブル突破を披露し、中央へクロス。これにフィル・フォーデンが反応し、ゴールネットを揺らした。
その後ユナイテッドが攻め込む時間もあったが、新加入GKジャンルイジ・ドンナルンマのセーブを前に崩せずにいると、アーリング・ハーランドがシティに2点目、3点目をもたらし、試合終了の笛が鳴った。

『BBC』ではこの試合で2ゴールのハーランドに注目しているが、それは得点の場面ではなく、守備面で彼のパフォーマンスを称賛している。

試合を通じてユナイテッドがボールを保持しており、シティを押し込む場面があった。その際にはCKを獲得しているが、ここで立ちはだかったのがCFのハーランドだ。195cmの長身を攻撃だけでなく守備でも生かし、この試合では6回のクリアを成功させている。チーム内ではルベン・ディアスが最多の7回で、ハーランドはそれに続く好スタッツを残した。

これにはユナイテッドのOBであるロイ・キーン氏も「チームプレイヤーといえば、彼が守備で良い仕事をしたのは称賛すべきだ」とコメントしている。

近年アーセナルとブレントフォードのようなセットプレイを強みとするチームがプレミアリーグに増えており、ハーランド、そしてジャンルイジ・ドンナルンマのような長身選手をボックス内に置くことが1つの対策になるといえる。

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