バイエルンGKノイアーがドイツ代表復帰を否定 「もう代表チームではプレイしない」

バイエルンのマヌエル・ノイアー photo/Getty Images

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いまだに抜群の存在感

バルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが背中の手術のため長期離脱することが発表されて以降、ドイツ国内ではマヌエル・ノイアーの代表復帰を望む声が日増しに高まっている。

既に39歳と年齢的にはキャリアの最晩年とも言える時期に達し、全盛期ほど神懸ったセービングを見せる機会は減っているノイアーだが、その経験と存在感は依然として他のドイツ人ゴールキーパーと比べて群を抜いている。テア・シュテーゲンの今後の代表チーム参加は不透明であり、その状況下で彼の代役を探すとすればドイノイアーしかいないという意見が大勢を占めつつある。

ノイアーの周辺からも興味深いシグナルが発せられている。ノイアーの代理人を務めているトーマス・クロート氏は、ドイツ紙『Wetterauer Zeitung』とのインタビューの中で、「ユリアン・ナーゲルスマンがどこかのポジションに問題を抱えていて、そしてマヌエルのコンディションがフィットしていて代表監督から尋ねられたら、彼はノーとは言わないだろう」と発言し、ノイアーの代表復帰の可能性について言及した。
しかし、ノイアー自身は一度下した決断を変えるつもりはないようだ。13日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第3節ハンブルガーSV戦後にドイツメディア『SKY』の取材に応じたノイアーは代表復帰について問われると、「もう代表チームではプレイしないと僕が決断したことは事実なんだ」とコメント。その決断に変わりはないのかとの質問にも「そうだ」と即答し、復帰の意思がないことを明言した。

ノイアーの意思が固いとなれば、9月のワールドカップ欧州予選2試合でともに先発したオリヴァー・バウマン(ホッフェンハイム)をナーゲルスマン監督は今後もゴールキーパーの1番手として起用することになるかもしれない。

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