「ケンカ騒動」で放出リスト入りのラビオ マルセイユはフランス代表MFを“約26億円”で退団容認へ

マルセイユのラビオ photo/Getty Images

新天地は見つかるか

マルセイユに所属するMFアドリアン・ラビオ(30)は今夏の去就が注目されている1人だ。

リーグ・アン第1節のレンヌ戦の後、ロッカールームでFWジョナサン・ロウ(22)と殴り合いのケンカをしたことが話題になったラビオ。この騒動は大きな注目を集め、クラブの会長であるパブロ・ロンゴリア氏が「事態は極めて深刻、前例のない暴力行為があった」と語り、指揮官のロベルト・デ・ゼルビは「まるでバーでのケンカ」と表現した。

そのため、クラブは最終的に両者に謹慎処分を言い渡し、さらに放出リストにまで加えた。主力であった2人が突然売却候補になったことで、ラビオとロウの去就は現在も注目されている。

そんななか、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、マルセイユはラビオを放出する唯一の条件として1500万ユーロ(約26億円)を要求する姿勢だという。

伊『La Gazzetta dello Sport』によると、ミランが同選手に接触しているものの、まだ正式な交渉は行われていない模様。また当初ラビオはマルセイユとの和解を望み残留を希望していたが、移籍にオープンになりつつあるとも伝えている。

それでもミランはマンチェスター・シティのマヌエル・アカンジ獲得を優先に考えていることやマルセイユが要求する1500万ユーロという要求額は高すぎるとみなしているため、ラビオ獲得は複雑になると同メディアは報じている。

思わぬ形で放出リスト入りしたラビオだが、今夏の去就はどのような結末を迎えるだろうか。

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