バイエルンDFキム・ミンジェにPSG移籍の可能性が浮上 ACミランも獲得に向けた動きを本格化

バイエルンのキム・ミンジェ photo/Getty Images

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新戦力加入で放出候補に

バイエルン・ミュンヘン所属の韓国代表DFキム・ミンジェは、センターバックのレギュラーとして今シーズン公式戦43試合に出場した。しかし、不用意なミスから失点を招くことが度々あり、そのパフォーマンスには安定性が欠けていると現地メディアから再三にわたって批判されてきた。

そうした中でレヴァークーゼンからドイツ代表DFヨナタン・ターがフリー移籍でバイエルンに加入し、さらにドイツ紙『Bild』によればバイエルンがバーンリーのU21フランス代表DFマクシム・エステーヴの獲得も検討していることから、今年夏にキムがセンターバックの余剰戦力として放出される可能性が取り沙汰されている。

既に幾つかのクラブが移籍先の候補として欧州各国のメディアで取り上げられていて、その中には今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで優勝したパリ・サンジェルマン(PSG)も含まれている。フランスメディア『Foot Mercato』によれば、PSGでスポーツアドバイザーを務めているルイス・カンポス氏が先週キムの代理人と接触し、移籍の条件についての確認を行ったという。
また、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、ACミランもキムをセンターバックの新戦力としてリストアップし、バイエルンに対して既に獲得の意向を伝えたと報じている。

バイエルンは、2023年夏にナポリからキムを獲得した際に支払った移籍金5000万ユーロ(当時のレートで約78億円)と同額程度のオファーがあればキムの売却に応じる方針であるとされていることから、PSGやミランがどの程度の移籍金を提示できるかが交渉成立の鍵となりそうだ。

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