昨季の昇格失敗から立ち直ったリーズが近づく“勝ち点100” どん底を経験したアンパドゥが語る強さ

プレミア昇格を決めたリーズ photo/Getty Images

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2部優勝を決められるか

28日にブリストル・シティを4-0で粉砕し、プレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)で首位をキープするリーズ・ユナイテッド。すでにプレミア昇格は確定させているものの、ここまでくれば2部優勝を決めたい。現在は勝ち点97で2位バーンリーと並んでおり、今週土曜に行われる最終節・プリマス戦に勝って優勝を決めたい。

また、最終節に勝てば勝ち点が100に達する。2部での戦いはあるが、リーズが勝ち点100を稼ぐのは史上初のことになる。これも1つのモチベーションにはなるか。

リーズは昨季2部で3位に入ったが、昇格プレイオフで敗れてしまった。あれから1年、どん底を経験した選手たちはさらに強くなってみせた。昨季もリーズで戦っていたMFイーサン・アンパドゥは、選手それぞれが強いメンタルを持っていたことが復活の理由だと語る。
「昨年ウェンブリーで戦った選手、チームスタッフたちは(昇格の)目標を達成できなかった。どん底の気分だったけど、1年遅れで昇格を達成できたのは嬉しいよ。それに加え、達成したい別の目標もある。シーズン開幕時にリーグ優勝が目標としないなんて、間違っているよね。どんな試合でも勝ちたいんだ。もうタイトルに手の届くところまできている。この土曜に何をすべきかみんなが理解している。優勝を達成できれば特別な日になる」

「僕たちにはリーダーが揃っていて、個性豊かなチームだ。メンタリティが強いんだ。このクラブは本当に特別なんだよ。このユニフォームを着る誰もが、このクラブと街を代表することがこの上ない名誉だと理解している。だからサポーターたちと昇格を祝えたことは本当に特別だった」(『The Yorkshire Post』より)。

リーズは2部優勝でプレミアの戦いへ弾みをつけられるのか。昨季の苦い思いを経験し、チームと選手はさらに強くなっている。

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