37歳の今も衰えぬ得点感覚 今季セリエAで途中出場から“7ゴール”を決めるペドロの脅威

パルマ戦で2ゴールを挙げたペドロ photo/Getty Images

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バルサやチェルシーで見せてきた得点力は健在

28日にセリエA第34節でパルマと対戦したラツィオは、0-2とリードを許した57分にFWブライユ・ディアに代えてベテランFWペドロ・ロドリゲスを投入。ペドロはそこから2ゴールを挙げ、ラツィオは2-2の引き分けに持ち込むことに成功した。

ペドロはこれで今季リーグ戦8ゴール目となったが、凄いのはそのうち7点が途中出場からとなっていることだ。先発出場からのゴールは昨年10月のFCコモ戦で決めた1点のみで、ペドロはラツィオのスーパーサブとなっている。

ペドロはバルセロナやチェルシーで成功を収め、スペイン代表でも2010ワールドカップ制覇などを経験してきた前線の名手だ。37歳を迎えた今も得点感覚は鈍っていないようで、途中出場を中心にセリエA8ゴールは見事と言うしかない。
データサイト『Opta』によると、ラツィオの選手がセリエAで1シーズンに途中出場から7ゴールを奪うのは新記録だという。これまでは2008-09シーズンにトンマーゾ・ロッキが決めていた6ゴールが最多だったが、ペドロが塗り替えたことになる。

今季はヨーロッパリーグの方でも4ゴールを奪っており、ペドロの得点感覚はもっと高い評価を受けるべきだろう。

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