「満足はしていない」川崎Fの高井幸大は“C・ロナウド完封”も慢心なし 悲願のアジア制覇へ「「ここまで来たからには気持ちだけ」

C・ロナウド(左)とのバトルを繰り広げた高井 photo/Getty Images

4バックの右CBで先発

川崎フロンターレは4月30日にジェッダで開催された、AFCチャンピオンズリーグエリートのノックアウトステージ準決勝でアル・ナスルと対戦。3-2で接戦をモノにし、決勝進出を果たした。

この一戦に先発し、クリスティアーノ・ロナウドやサディオ・マネなどのスター選手とバトルを繰り広げたのが、[4-2-3-1]の右CBで先発した高井幸大だ。

1-1で迎えた33分には右サイドからのクロスに対してC・ロナウドと競り合うも、跳躍力で上回ることができずにヘディングシュートを許す。幸運にもボールはわずかにゴール右に外れて、勝ち越し弾にはならなかった。

試合後のフラッシュインタビューで高井は「前線の選手が点を取ってくれて、2失点したが勝てて良かった」と語りつつ、自身のパフォーマンスに関しては「満足はしていない」と振り返った。

多くのタレントをそろえるアル・ナスルとの一戦を制したなかで「個ではチーム全員として負けていた」としながらも「日本人らしく組織的な戦い方で勝てた」と勝因を挙げている。

そして決勝に向けては「ここまで来たからには気持ちだけだと思う。あと1センチ、あと1メートル、そんな戦いになる。全力を尽くしたい」と悲願のアジア制覇へ意気込んだ。

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