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代表初選出のルイス・スケリーは「謙虚になるな」 実は高い確率で正しい判断を下していると統計が証明|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

代表初選出のルイス・スケリーは「謙虚になるな」 実は高い確率で正しい判断を下していると統計が証明

今季アーセナルで頭角を現したルイス・スケリー Photo/Getty Images

代表デビューなるか

2026北中米W杯に向けた欧州予選に臨むイングランド代表。トーマス・トゥヘル体制の初陣であり、どのようなシステム、どのようなメンバーで戦うのか注目が集まっている。

今回のメンバー選出でもサプライズがいくつかあり、アーセナルの18歳DFマイルズ・ルイス・スケリーの初選出はそのひとつだ。今季トップデビューしたばかりのルイス・スケリーは、すでにレギュラー格の左SBという立ち位置を確立。大きなインパクトを放っている。

強気でぶてぶてしいメンタルとプレイスタイルが持ち味のルイス・スケリーだが、今季すでに2度のレッドカードを経験しており、CLでも危ない場面があった。やや状況判断が未熟なところが散見されるのは若さゆえか、と思われがちだが、実は統計上、ルイス・スケリーは高い確率で正しい判断を下しているのだという。『3 ADDED MINUTES』がデータを紹介している。

「ルイス・スケリーは、何事も大量にこなすわけではない。パスを大量に出すわけでもなく、タックルを大量に行うわけでもなく、相手を頻繁に攻撃するわけでもない。だが、驚くほど高い確率で正しい判断を下す」と同メディアは報じている。

たとえばパスでは、ルイス・スケリーは他のサイドバックほど多くのパスを出さない。しかしその正確性は高く、91.1%の成功率を誇っている。そしてその10%は、相手陣内で10ヤード前進させる「プログレッシブパス」である。つまり、彼はインパクトの大きい、攻撃に関与できる優れたパスを多く出している。

タックルも回数は多くないが、今季のプレミアリーグで試みたタックルはすべて成功している(注:ウェストハム戦でレッドカードを受けたモハメド・クドゥスへのチャレンジはタックルとカウントされていない)。1対1の地上戦では75%の勝率を誇り、リーグ全体でこれを上回るのはアストン・ヴィラのエズリ・コンサだけだという。

アーリング・ハーランドに挑発を返すような態度のせいで、ルイス・スケリーのことを「才能はあるが、やんちゃで未熟な若者」と見ている人は多いようだ。しかし、統計は彼が正しい判断をできていることをある程度証明している。初のイングランド代表でも謙虚になることなく、自分らしさを存分に発揮したプレイを期待したい。



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