日本がW杯出場を決めた一方で…… 韓国の不甲斐ない試合にメディアは大批判

ドローとなり肩を落とす主将ソン・フンミン Photo/Getty Images

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ホームでオマーンに痛恨のドロー

3月20日にワールドカップ北中米大会アジア最終予選が各地で行われ、グループB首位の韓国代表はホームでオマーン代表と対戦した。

FWソン・フンミンやFWファン・ヒチャンらが先発に名を連ねた韓国代表。ここまで4勝2分無敗の勝ち点14で首位を走る韓国はここまで勝ち点6のオマーンと対戦。前半の途中にMFペク・スンホが負傷交代するアクシデントがあったが、41分に途中で投入されたMFイ・ガンインが絶妙なパスを送るとファン・ヒチャンが抜け出して韓国が先制。前半を1−0で折り返した。

後半も積極的に攻撃に出た韓国だったがなかなか追加点が奪えず。すると80分、カウンターを食らい最後はDFアリ・アル・ブサイディに強烈なシュートを浴び1ー1の同点に追いつかれた。さらにイ・ガンインが失点時の場面で負傷し、交代するアクシデントに。試合はそのまま1−1で終了。ホームで痛恨のドローとなった。
この結果に韓国メディアは批判の嵐。『Xsports newu』は「『ワールドカップ8強?』ホン・ミョンボ号大惨事!本戦に行く資格もない……傲慢と衝撃的な1-1の引き分け」と見出しを打ち、「このような実力ならワールドカップ本戦進出を断言できない。終盤まで薄氷の争いを繰り広げる可能性もある」と指摘していた。また、『韓国経済』は「本戦行き計画が捩れたホン・ミョンボ号 接戦の末オマーンに1−1で引き分け」とし、「韓国はこの日の引き分けで第7戦まで無敗でグループBの首位を維持したが、3月のAマッチ期間中に本戦進出を早々に確定するという計画に暗雲が立ち込めた」と報道した。

なお韓国は前節のパレスチナ戦に引き続き2試合連続ドロー。この結果により韓国は勝ち点15となり、2位イラク、3位ヨルダンとは勝ち点3差となっている。裏では日本がバーレーンに2−0で勝利し世界最速のワールドカップ出場を果たしていたことから、同じホームの試合とはいえ明暗を分ける結果となった。

韓国は25日にホームでヨルダン代表と対戦する。

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