芸術的なピンポイントアシスト! 元イングランド代表も絶賛するペドリの美しすぎるパス

途中出場で抜群の存在感 photo/Getty Images

同点ゴールをアシスト

CLラウンド8・1stレグでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、3-2の勝利を飾ったバルセロナ。

先制し、幸先いいスタートを切ったものの、前半のうちに逆転される難しい試合展開だった。ホームのPSGに流れが行きかけていたが、61分から途中出場を果たしたペドリが一振りで流れを変えた。同点ゴールとなったハフィーニャへの浮き玉のスルーパスは、完璧なタイミングとコースに届けられた。ダイレクトでボレーシュートを放ったハフィーニャのシュートも素晴らしかったが、空間と時間を支配したペドリのスルーパスは圧巻で、元イングランド代表のリオ・ファーディナンド氏とピーター・クラウチ氏も絶賛している。

クラウチ氏は『TNT Sports』にて、「正直なところ、ペドリは最初から最後まで美しかった」とコメント。さらに同氏は続けて、「ピッチに立ってすぐ、試合の流れが良くなった。最も冷静な男は、ファーストタッチでも試合のあの時間帯にパスを出すことができる」と、ピッチに入って1分で芸術的なアシストを記録したペドリを絶賛。
ファーディナンド氏は、「彼が出したようなパス、特にピッチの中央でストレートパスを出すのは難しい。なぜならGKの位置を判断しなければならないからだ。1,2インチでも違ったらGKのもとにいってしまう。また短すぎるとDFに取られる」と、ペドリのパスがいかに難しいプレイだったかを語った。

ペドリのアシストから生まれた同点ゴールで勢いを取り戻したバルセロナはその後、逆転を果たし、アウェイの1stレグで貴重な勝利を飾ることができた。今シーズンは度重なる怪我に悩まされてきたペドリだが、復帰早々にチームに違いをもたらし、存在感を示した。


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