キーン氏のハーランドへの「リーグ2のような選手だ」発言にペップが反撃 「彼は世界最高のストライカーだ」

アーセナルに苦戦したハーランド photo/Getty Images

アーセナル戦ではゴール奪えず

プレミアリーグ第30節でアーセナルとスコアレスドローに終わったマンチェスター・シティ。アーセナルの堅い守備陣を最後まで崩せなかったシティだが、この試合の後のロイ・キーン氏の発言が話題を呼んでいた。

キーン氏はこの試合結果を残せなかったシティFWアーリング・ハーランドに対し、「彼はゴール前では世界のベストだが、それ以外の全般的なプレイはお粗末だ。もっと成長しなければならない。まるでリーグ2(イングランドの4部相当のリーグ)の選手のようだ。私にはそう見える。彼は素晴らしいストライカーだよ。しかし、全てのプレイのレベルを改善する必要がある」と、批判的なコメントを残していた。

これに対し、反論したのがシティ指揮官ペップ・グアルディオラだ。
「私は彼の意見には同意できない、絶対に反対だ。彼は世界最高のストライカーだ。彼は昨季我々の勝利に貢献してくれた。アーリングから多くのチャンスが作れなかった理由は、より多くの人がファイナルサードでもっと存在感を発揮する必要があるからだ。我々は並外れた試合をした。アーセナルとの試合を見直したが、ファイナルサードでのミスが多かっただけだ。我々が持つクオリティと異なるスキルセットにおいて、ハーランドは格別だ」(英『BBC』より)

さらにペップは「彼がミスした行動もあるし、監督のせいもあるし、相手が本当に上手いこともあるし、理由はたくさんある。フットボールには理由が一つだけではない。成功する場合もあれば成功しない場合もある。多くの理由がある。それがフットボールであり、チームスポーツだ」と、話しておりハーランドを擁護した。

ハーランドはここまで公式戦35試合で29ゴール6アシストをマークしている。公式戦通算52ゴールをマークした昨シーズンに比べると、ペースは落ちているが、同選手が相手にとって驚異的なストライカーであることは変わりないだろう。

キーン氏に厳しい指摘をされたハーランドだが、今節のアストン・ヴィラ戦でゴールを決め、見返すことができるだろうか。

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