古橋に大差をつけて得点ランク独走中 “スコットランドNo.1FW”になった遅咲きFWが目指すEUROの舞台

スコットランド代表で定位置を確保したいシャンクランド photo/Getty Images

ハーツで大暴れ中

昨季のスコットランドリーグでは、セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧が27ゴールを挙げて得点王を獲得した。

しかし今季の古橋は大幅にペースを落としてしまった。そのチャンスを活かし、今季ここまで得点ランク首位に立っているのがハーツFWローレンス・シャンクランドだ。

28歳のシャンクランドは遅咲きのスコットランド人ストライカーで、これまで所属したグリノック・モートンやダンディー・ユナイテッド、ベルギーのベールスホットなどでは目立った結果を残していない。
本格ブレイクはハーツに加入した2022年からで、昨季は得点ランク3位となる24ゴールを記録。その勢いを今季も継続していて、ここまで20ゴールを挙げている。

クラブで活躍となれば、次なるステップは代表だ。シャンクランドは今月に親善試合を戦うスコットランド代表に招集されていて、リーグでの活躍を考えればチャンスが巡ってくるはずだ。

英『Edinburgh News』にて、シャンクランドはそのチャンスを活かしたいと意気込む。ここでアピールに成功すれば、EURO2024でのメンバー入りが見えてくる。

「代表はプレッシャーがかかるけど、それを受け入れて取り組む必要がある。クラブレベルではプレッシャーに対処してきたと思うし、代表は次のステップだ。間違いなくその能力があると信じている。監督はEUROへ向けて選手の様子を知りたいと考えているだろう。ここでベストを尽くすよ」

シャンクランドは2019年に代表デビューしているが、これまで7試合しかプレイしていない。ハーツでのブレイクから代表のエースになれるのか。スコットランドNo.1FWとなった男に大きな挑戦が迫る。

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