遠藤航が《今季プレミア最高の契約TOP10》にランクイン 「クロップを含むすべての人に衝撃を与えた」「リヴァプールのタイトル獲得に欠かせない存在」

カラバオカップ制覇にも貢献 photo/Getty Images

当初の批判を覆す活躍

今シーズンのプレミアリーグのタイトル争いはアーセナル、リヴァプール、マンチェスター・シティの3チームによる三つ巴となっている。ここからさらに激化していくことが予想されるが、そんななか、英『Daily Mail』は「プレミアリーグの今シーズン最高の契約TOP10」を発表している。

デクラン・ライスやコール・パルマーなどチームの顔となる選手が選出される中、5位に選ばれたのが日本代表キャプテンの遠藤航だ。同メディアは、「リヴァプールは昨夏、モイセス・カイセドとロメオ・ラヴィアを欲しがっていたが、2人ともチェルシーへ移籍してしまった。遠藤は当初、30歳でシュツットガルトから1600万ポンドで移籍してきたため、その場しのぎの安いオプションに見えた」と前置きし、このように続けた。

「しかし、彼のアンフィールドでのインパクトはクロップを含むすべての人に衝撃を与えた。この日本人MFは崩しのプレイの達人であり、ポゼッションでは周囲の選手が活躍できるようシンプルに保つ」
「先月のカラバオ・カップでリヴァプールが優勝した際も、日曜日のマンチェスター・シティとの1-1に終わった試合でロドリとケビン・デ・ブライネを相手にした時も自分の力を十二分に発揮した。その結果、デ・ブライネを残り20分の段階で交代させた。遠藤はその戦いに明らかに勝利し、今後数週間はリヴァプールのタイトル獲得に欠かせない存在となるだろう」

遠藤は当時30歳であったことやリヴァプールのメインターゲットでなかったために獲得に疑問の声もあがっていた。また加入してすぐは批判の声も多かったが、今ではその評価を180度変え、リヴァプールで確固たる地位を手に入れている。疑問視から始まった遠藤のリヴァプールでのキャリアだが、今では同選手の重要性を疑う者はいないだろう。

同メディアが選んだ今シーズン、プレミアリーグの最高の契約TOP10は下記の通りだ。

1位:デクラン・ライス(アーセナル)
2位:コール、パルマー(チェルシー)
3位:ジェイムズ・マディソン(トッテナム)
4位:ロス・バークリー(ルートン・タウン)
5位:遠藤航(リヴァプール)
6位:ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム)
7位:アレクシス・マクアリスター(リヴァプール)
8位:モハメド・クドゥス(ウェストハム)
9位:グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム)
10位:パウ・トーレス(アストン・ヴィラ)

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