アルテタの指導で“アーセナル流偽SB”も簡単に? ホワイトが語る指導力「彼はその役割をシンプルなものにしてくれる」

アーセナルでプレイするホワイト photo/Getty Images

アーセナルではサイドバックに多くのものが求められる

ミケル・アルテタ率いるアーセナルは、サイドバックにも高度な仕事が求められている。ただサイドを上下動するだけでなく、時には中へ絞って攻撃の出発点となることも求められる。

簡単にこなせる役割ではないはずだが、右サイドバックの1番手を務めるDFベン・ホワイトはそれほど難しくはないとコメントしている。それだけアルテタの指導が分かりやすいものなのだという。

「ミケルを監督にすると非常に楽になると思う。彼はその役割をシンプルなものにしてくれる。自分がどこにいなければならないか、いつそこにいる必要があるかについて、たくさんの指示があるんだ。ほとんどの選手はそのポジションでプレイできると思うよ。特にアーセナルでプレイするような選手は技術的にも才能があり、フィジカルも強く、速い。だから、ほとんどの選手がその役割をこなせると思う」(『The Guardian』より)。
左ではオレクサンドル・ジンチェンコもビルドアップの部分で重要な仕事をこなしていて、冨安健洋も左サイドバックに入っている。もちろん彼らの実力が高いからこそだが、複数の選手がサイドバックに適応できているのはアルテタの指導によるところも大きいのだろう。

現在のアーセナルは攻撃陣がゴールラッシュ続きで好調だ。新戦力のカイ・ハフェルツもフィットしていて、このあたりの整備もアルテタの指導が効いているのだろう。

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