赤い悪魔に “新エース”誕生か 今季6ゴールのマクトミネイがゴールハンターとして覚醒中

チェルシー戦で2ゴールのマクトミネイ photo/Getty Images

チェルシー戦では2ゴールをマーク

プレミアリーグ第15節でチェルシーと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。

チームの状態が不安視されていたマンUだったが、この試合見せたのはかつてのマンUの強さだった。試合は8分にMFブルーノ・フェルナンデスがPKを外してしまうも、19分にMFスコット・マクトミネイが左足でゴールを決め、マンUが先制。

その後、45分にチェルシーのMFコール・パルマーにゴールを許すも、69分にFWアレハンドロ・ガルナチョのクロスにあわせたのはまたしてもマクトミネイ。同選手の2ゴールの活躍もあり、2-1でチェルシーをマンUが破った。
この試合、マンUのどの選手もハードワークをし、勝利に貢献したがやはりこの試合の主役となったのはマクトミネイだ。昨シーズンは、守備的な役割を担うことが多かった選手だが、今季はより高い位置での役割を担い、得点力が開花している。

昨シーズンは、公式戦39試合で3ゴール1アシストだったマクトミネイだが、今シーズンはここまで公式戦16試合で6ゴール1アシストを記録している。チームで一番得点をとっており、不調なFWマーカス・ラッシュフォードに変わる新エースと言わんばかりの活躍を見せている。

スコットランド代表でもEURO2024予選で8試合で7ゴールをマークしており、ゴールハンターとして活躍している。指揮官のエリック・テン・ハーグは英『Manchester Evening News』にて、「チームは、彼が高い位置に行けるようにし、ストライカーと同じようなポジションに入り、走れるようにしなければならない」とコメントしており、同選手の得点感覚を賞賛している。

マクトミネイはキャリア初となるシーズン二桁得点も見えてきている。今季のマンUの攻撃陣の不発は問題の1つとなっているが、マクミネイがその問題を解決する切り札となるかもしれない。

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