マンCとリヴァプールの首位攻防戦はドロー決着 両者一歩も譲らない試合展開に 日本代表MF遠藤は後半途中出場

同点ゴールを決めたA・アーノルド photo/Getty Images

90分通してハイクオリティの試合に

プレミアリーグ第13節の注目カードであるマンチェスター・シティ対リヴァプールの一戦。

多くの注目を集めた首位攻防戦。マンCは怪我が心配されたGKエデルソン、FWアーリング・ハーランド、DFネイサン・アケがスタメン出場。注目の左サイドはFWジェレミー・ドクが選ばれた。

一方のリヴァプールはFWモハメド・サラー、FWダルウィン・ヌニェス、FWディオゴ・ジョタのフロントスリーに。中盤にはMFカーティス・ジョーンズがスタメンに名を連ね、日本代表遠藤航はベンチスタートとなった。
序盤からマンCの左サイドであるドクがリヴァプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドとのマッチアップからチャンスを作る。マンCはDFマヌエル・アカンジが偽CBでボールを保持する形に。リヴァプールはGKアリソンのパスミスからピンチを迎えるも、FWフィル・フォーデンのシュートはGKの正面に行ってしまう。

なかなか時間の作れなかったリヴァプールだが、15分DFジョエル・マティプの持ち出しからサラーのクロス。ヌニェスが頭で合わせるも、これは惜しくもオフサイド判定に。

前半26分、アケがアリソンのキックミスからドリブルをし、ハーランドへパス。最後はハーランドが決め、マンCが貴重な先制ゴールをマークした。リヴァプールはアカンジのパスミスをMFドミニク・ショボスライが拾い、最後はヌニェスがシュートを放つもネットは揺らせず。

43分にはエデルソンのパスからMFベルナルド・シウバが受け、フォーデンがミドルシュート。いいコースにいったが、アリソンがビッグセーブを見せる。前半終了間際にはショボスライのパスがあわやゴールになりそうだったが、エデルソンがセーブ。

お互いにメンバーを代えずに迎えた後半、51分にはカウンターからドクが抜け出し、最後はFWフリアン・アルバレスがシュートを放つも、ミートせず枠外に。リヴァプールはジョタにアクシデント。ジョタに変代わり、FWルイス・ディアス、ジョーンズに代わってMFライアン・グラフェンベルフを投入。

2人を代えて少しずつマンCゴールに迫るリヴァプールはCKの獲得も増えるがフィニッシュまでなかなかいけない状況が続く。一方のマンCはドクのサイドを中心に攻めるもゴールを奪えず。67分アルバレスのCKをアリソンがキャッチミスし、DFルベン・ディアスがネットを揺らす。しかしこれはVARにより、アカンジのファールが取られ、ノーゴール判定に。

71分サラーのパスにヌニェスがシュートを放つが、エデルソンがシュートストップ。リヴァプールはさらにショボスライに代えてFWコーディ・ガクポを投入。78分にドクがまたしてもドリブルからチャンスメイクし、ハーランドがシュートを放つもアリソンがビッグセーブ。

すると、79分サラーのパスを受けたアーノルドが右足一閃。完璧なコースへのシュートはエデルソンも止められず同点ゴールを決める。リヴァプールは83分にヌニェスに代えてMFハーヴェイ・エリオット、MFアレクシス・マックアリスターに代えてMF遠藤航が出場。

両者譲らぬまま試合終盤に。マンCは猛攻を仕掛けるもリヴァプールも最後まで集中を切らさず追加点を許さない。後半ATにはCKからハーランドが頭で合わせるもこれは惜しくも枠から外れてしまう。

注目の大一番はマンC、リヴァプールともに譲らず1-1の同点に終わった。

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