遠藤航がリヴァプールにフィットしてきた トゥールーズ戦“8.83点”の評価点でEL第3節のベストイレブンに

ELで着実に評価を上げる遠藤 photo/Getty Images

ELでアピールに成功している

26日にヨーロッパリーグ・グループステージ第3節でフランスのトゥールーズと対戦したリヴァプールは、5-1と大勝を収めた。

ELではローテーションを採用しているが、最大の収穫はMF陣の頑張りだろう。このゲームでは中盤で遠藤航、ライアン・グラフェンベルフ、カーティス・ジョーンズが先発し、このうち遠藤とグラフェンベルフは得点を記録した。

その評価は高く、データサイト『WhoScored』は今節のELベストイレブンにリヴァプールから遠藤、グラフェンベルフ、DFジョー・ゴメスの3人を選出している。

89分間プレイしたジョーンズも安定しており、遠藤に当たりが出たことも大きい。グラフェンベルフはすでにリーグ戦の方でも出番を増やしていて、ドミニク・ショボスライ、アレクシス・マクアリスターの主力組と合わせて中盤の層はかなり厚くなってきた。

今季のリヴァプールはファビーニョ、ジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナーらMF陣を手放しており、ガラリと中盤の顔ぶれが変わっている。遠藤ら新戦力がフィットするまで辛抱の時間と考えられていたが、バックアッパー組もELできっちりと結果を出してきた。

同サイトは、今回のトゥールーズ戦での遠藤にチーム最高点となる8.83点の評価をつけており、遠藤もリーグ戦で起用できるレベルまでフィットしてきたのではないか。

中盤では若いハーヴェイ・エリオットも実力者で、序盤の段階でかなり層が厚くなってきた印象だ。ELでのローテーション策も問題なく機能しており、ELとリーグ戦の両方で優勝を狙うことも十分に可能だろう。

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