本当は“リヴァプールNo.1MF”? 怪我続きのアルカンタラが忘れられている「存在感は失われつつある」

リヴァプールでは怪我が目立つチアゴ photo/Getty Images

再び中盤をコントロールする日はくるか

今夏にジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョが去り、中盤の大改革へ動いたリヴァプール。遠藤航やライアン・グラフェンベルフ、ドミニク・ショボスライ、アレクシス・マクアリスターと特長の異なるMFを獲得したのだが、その中で影が薄くなってしまった選手がいる。

2020年よりリヴァプールでプレイするMFチアゴ・アルカンタラ(32)だ。

バイエルンでは中盤を支配するゲームメイカーとして活躍し、2019-20シーズンの3冠達成に大きく貢献した実力者だ。そのテクニックやゲームメイクのセンスは、現リヴァプールMF陣の中でもNo.1だろう。
しかし、リヴァプール移籍後のチアゴは怪我に苦しんでいる。昨季も負傷と復帰を繰り返すシーズンで、今季も負傷で出遅れている。しかもスペイン『as』によると、現在はリハビリ中にも再び軽度な故障を負ってしまったようで、復帰が少しばかり遅れると伝えられている。

「度重なる怪我により、32歳のチアゴはアンフィールドにて完全に2番手以降の役割に追いやられてしまった。彼は『レッズ』での存在感を失い、チーム内での存在感は飛躍的に失われつつある。リヴァプールは夏の市場で全力を尽くし、マクアリスターにショボスライ、遠藤航といった選手が加わった。そして彼らの高いパフォーマンスは、6番を背負うチアゴの不在を忘れさせた」 

離脱期間が長いこともあり、チアゴのことを忘れていたサポーターもいるかもしれない。コンディションさえ安定していれば、中盤で魅せるテクニックはチームNo.1級のものがあるはずで、巨大な戦力となる。リヴァプール加入以降は厳しい時間が続いているが、チアゴが再び中盤をコントロールする日はいつになるのか。

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