後半ATの2発でチームを救ったマクトミネイ 生え抜きのMFはチームの起爆剤となれるか

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2ゴールの活躍を見せたマクトミネイ photo/Getty Images

ブレントフォードに逆転勝利

プレミアリーグ第8節でブレントフォードと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。

前節のクリスタル・パレス戦、チャンピオンズリーグ(CL)のガラタサライ戦と連敗中のマンUにとっては嫌な流れを止めたい試合であった。しかし、前半26分にブレントフォードに先制点を許してしまう展開に。

試合終盤まで、なかなかブレントフォードのゴールネットを揺らすことができないマンUはこのまま敗戦かと思われた。しかし、そんなマンUを救ったのは87分にMFソフィアン・アムラバトに代わって出場したMFスコット・マクトミネイだ。
後半ATに、ディオゴ・ダロトがシュートを阻んだブレントフォードのクリアボールに反応したマクトミネイは、難しい体勢からトラップし素早くシュート。これがネットを揺らし、同点に。このまま終了かと思われたが、FKに反応したハリー・マグワイアの折り返しをヘディングで決め、劇的な逆転弾を決めた。

チームを救う2ゴールを決めたマクトミネイはクラブの公式で「今こそ(前に進む)タイミング。このようなことが前に進むきっかけになるんだ」と連敗の中で迎えた試合での劇的な逆転勝利は勝ち点3以上のものがあると語っている。

「このクラブは決して諦めない」ともコメントしており、アカデミーからマンU一筋でプレイしてきたマクトミネイは、諦めないことこそこのクラブの根幹にあると主張している。

プレミアリーグでは5試合を終えて、プレイ時間は185分と多くはない。それでもスコットランド代表でしっかりと結果を残し、虎視眈々とマンUでも定位置を狙っている。

チームを救う2ゴールの活躍を見せたマクトミネイ。エリック・テン・ハーグ監督の下、なかなか定位置を確保できていないが、この活躍をきっかけにマンUの起爆剤となることができるだろうか。

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