いきなりの構想外報道はなんだったのか ベンゼマがサウジリーグ初ゴール

アル・イテハドへ移籍したベンゼマ photo/Getty Images

指揮官も信頼を強調

サウジアラビア・プロリーグ第3節。カリム・ベンゼマ、エンゴロ・カンテ、ファビーニョを擁するアル・イテハドはアル・リヤドと対戦。4-0で勝利した。

この試合で先制ゴールを挙げたのが、今夏レアル・マドリードから鳴り物入りでやってきたベンゼマ。17分に自らドリブルで持ち上がり、右サイドに展開したのち折り返しを受けて右足のフィニッシュ。これがサウジリーグ移籍後初ゴールとなった。

試合前には、指揮官ヌーノ・エスピリト・サントとの確執が報道されていたベンゼマ。ヌーノ監督はベンゼマが自分のスタイルに合わない、望んでいなかった補強だとアル・イテハドの首脳部に伝え、またベンゼマのキャプテン就任も拒否したという衝撃の報道が欧州でも話題となっていた。
しかし、ベンゼマはキャプテンマークを巻いて出場。見事に先制点を決め、チームを勝利に導いた。また試合後の記者会見で、ヌーノ監督は報道の内容を完全に否定したという。クラブはSNSにベンゼマと監督がトレーニング中に和やかに話している動画をアップしており、問題がないということを暗に発信していた。

チームは3連勝で首位に立っている。いきなりの構想外報道に驚かされたが、少なくとも表向きにはなんの問題もなさそうだ。

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