“昨季1ゴール”のブラジル代表FWに前線を任せるのか ケインが去るならトッテナムはどうする?

昨季は批判にさらされたリシャルリソン photo/Getty Images

バルセロナ戦でもノーゴール

トッテナムのエースストライカーであるハリー・ケインは、今夏の去就が注目されている。ケイン獲得を狙うバイエルンは9500万ポンドほどで4度目のオファーを出すと英『Daily Mail』は報じた。

そんななか行われたバルセロナとのプレシーズンマッチで、ケインに代わって先発したのはブラジル代表FWリシャルリソンだ。しかしリシャルリソンは最前線で存在感を見せることはできず、ノーゴールで76分に19歳のデーン・スカーレットと交代、ピッチを去っている。トッテナムが挙げた2得点は、MFオリバー・スキップによるものだった。

『Daily Mail』は、リシャルリソンの出来について「ハーフタイム直前に誤って主審に押し倒され、最初の45分を終えた。ケイン不在のなか輝きを求めていた彼は、バルセロナの守備陣に印象を残すのに苦労していた。リスタート後は賢いターンで元気を取り戻し、惜しいシュートを放ったが、キャプテンの代わりを務めるにはまだ足りないようだ」と評している。
およそ99億円もの移籍金でエヴァートンからやってきたリシャルリソンだが、昨季は1ゴールを挙げたのみにとどまり、批判を浴びた。出場時間不足について「クソみたいなシーズンだ」と発言したことも記憶に新しい。ケインの代役としてはやや不安が残るが、他に最前線を任せるのに適した人材はあまり見当たらないのが現状だ。

ケインの去就は今週にも決着するとみられているが、去ることになるのならば最前線はコマ不足に陥る。アンジェ・ポステコグルー監督もケインの去就次第で判断を迫られることになるが、トッテナムのストライカー問題はどのような決着をみるのだろうか。

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